10年前の出会いがくれたかけがえのない時間

彼女との出会いは10年前でした。
私が転職した会社に彼女がいたのです。
部署が違うこともあり、最初はぽつぽつと話す程度だったのですが、時間が経つとともによく話すようになりました。
彼女は映画が好きで、私とも趣味があいました。
しかし、私は彼女を誘う勇気がなくて、社内でときおり顔尾合わせたときに雑談をすることが精いっぱいでした。

そして時間がだけが過ぎていき、気が付けば出会いから10年。
私はその間、他愛のない話を彼女とし続けました。

そんなある日、会社の先輩が飲み会に私を誘ってくれました。
そこに彼女がいたのです。
私は恥ずかしさを抑えながら彼女の隣に座りました。
心なしか彼女も恥ずかしそうでした。
私はお酒の力を借りて彼女と長い時間話しました。
お酒の力は偉大だと思います。
飲み会も終わりに近づいたとき、私は彼女を映画に誘ったのです。
「今度、一緒に映画に行きませんか?」
その言葉が自然にでたのかは覚えていませんが、彼女は私の誘いにOKをくれました。

映画を一緒に見たあと、食事をしながらいろいろ話していると、彼女も私を映画に誘いたかったことがわかりました。
そこからはトントンと話が進んでいき、今では良いお付き合いをしております。

やはり勇気を持って誘わないと前には進めないと言うことを学びました。
でも、あの10年は私にとってかけがえのない時間でした。